About us

林光三商店について

私たちについて

林光三商店からKOZOへ
二代にわたる“商いの進化”

私たちについて 石蔵

受け継がれた志 ―
はじまりは石蔵から(1958年)

林光三商店の原点は、1958年(昭和33年)、
たった一人の若き商人が農家の石蔵を借りて始めた、
資本金17万円の小さな商いでした。
創業者・林光三は、栃木県佐野市に生まれ、
戦後の混乱が残る時代に、兄弟の多い貧しい家庭で育ちました。

中学卒業後に東京での菓子製造業を経験するも挫折し、実家に戻ります。
人生の転機となったのは16歳。宇都宮の菓子問屋「千歳屋」に奉公したことでした。
「ここで成功するんだ」という決意を胸に掃除洗濯靴磨き、人が変わったように下積みを重ね、10年後に独立。
宇都宮市内の石蔵を借りて「林光三商店」を興します。
「信用こそすべてだ」と、銀行への日参と顧客への訪問を欠かさず、
大手には真似できない独自商品づくりに着手。初期からPB(プライベートブランド)にも挑戦していました。

その後、石蔵を出て自らの資金で土地を購入し、店舗を構えた光三の背中には、
“お菓子を通して人に喜ばれる”という一貫した志がありました。

私たちについて 石蔵
私たちについて 創業者・林光三
私たちについて 創業者・林光三 私たちについて 創業者・林光三

二代続く“商人の魂”と、
いまの私たち

時は流れ、時代は大きく変わりました。
林光三商店の主力事業であるナショナルブランド(NB)商品の大量流通は競合との争いが年々激化し、スーパーや量販店での卸売は価格競争の波に飲み込まれてしまいます。
しかし、私たちは撤退するのではなく、“夢を継ぐ”ことを選びました。
創業者が石蔵の中で夢見ていた「自分にしかできない価値ある商品を届ける商売」――その思いを、二代目社長・林真彦は今、形にしようとしています。
「ただ安く売るのではなく、心からおすすめできる菓子を、自分たちの目と舌で選び、届けたい。」
私たちは、価格で勝負する流通の“中継点”から、価値を提供する“提案者”へと前進します。

KOZO ―
幸せの菓子研究所という挑戦

そうして誕生したのが、林光三商店のプライベートブランド KOZO 〜幸せの菓子研究所〜。
ブランド名には、創業者の名と精神をそのまま刻みました。

KOZOは、ただのオリジナル商品ではありません。
飽きのこないおいしさ、素朴だけど心に残る香り、 子どもの頃の記憶をふとよみがえらせる味―― お菓子を知り尽くした問屋だからこそ選べる“普遍的な菓子”を、 本気で選び抜いています。
取り扱うのは、ベッコウ飴や羊羹、揚げ餅、さかなせんべいなど、昔ながらの良さを持ちつつ、現代の味覚にしっくりなじむお菓子ばかり。 大切にしているのは「今だけでなく、50年後も選ばれる味」であること。
それは、派手さではなく“日常に寄り添う幸せ”を届けたいという私たちの理念でもあります。

お菓子は人を笑顔にするもの。「嬉しい・美味しい・楽しい」の三感味を、さりげなく、でも確かに届けていく。 KOZOは“幸せの菓子研究所”として、そんな想いをのせて歩みはじめました。 しかし、私たちは「商魂を継ぐ」と定めました。
「自分にしかできない価値ある商品を届ける」精神は今も続いています。

私たちについて KOZO ロゴ
私たちについて ブランドイメージ

これからの林光三商店 ―
お菓子で、未来にあかりを灯す

林光三商店は、これからも変わり続けます。 私たちは、お菓子をただの“食べもの”ではなく、 “文化”として再定義し、「お菓子で幸せを届ける」ことを使命としています。

目指すのは、お菓子がある風景を、もっと美しくすること。 人と人のあいだに、温かな会話と微笑みを生むこと。 創業から半世紀以上が経った今もなお、

私たちは“あきんど”として歩み続けています。 時代を越えて、世代を越えて、幸せの菓子を、未来へ。

kozoロゴ

お菓子と向き合い続けてきた
私たちだからこそ、生み出せた味がある。

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BUSINESS

事業紹介

林光三商店と
2つの菓子ブランド

林光三商店は、「小さな幸せの菓子商」として全国のお菓子を届けてきました。現在は、選び抜いた既製菓子を扱うNB菓子部門【林光三商店】と、オリジナル菓子を開発するPB菓子部門【KOZO】のふたつのブランドを展開。それぞれに込めた想いは異なっても、目指すのは“お菓子が誰かのよろこびになる”という同じ未来です。

事業紹介 事業案内図 事業紹介 事業案内図
林光三商店 外観 写真 林光三商店 外観写真

会社概要

社名 株式会社 林光三商店
本社所在地 〒321-0973 栃木県宇都宮市岩曽町1355-33
電話番号 028-661-8543
FAX番号 028-663-6024
代表者 林 真彦
設立 昭和48年5月28日
資本金 1,000万円
1937年
昭和12年
創業者・林光三、栃木県佐野市に誕生
1958年
昭和33年
「林光三商店」として菓子卸業を創業(資本金17万円)
1973年
昭和48年
「有限会社林光三商店」設立
ナショナルブランド(NB)菓子を中心に、地元小売店・スーパー向け卸売を拡大
2008年
平成20年
入庫出庫システム導入 入庫出庫システム導入
2010年
平成22年
二代目・林真彦が事業承継。
創業者の「価値ある商売を」の精神を受け継ぎ、転換を模索
2020年
令和2年
「株式会社林光三商店」設立
保冷庫新改装 保冷庫新改装
2025年
令和7年
プライベートブランド「KOZO ~幸せの菓子研究所~」を立ち上げ。
「普通のお菓子」を中心とした卸・直販モデルへ舵を切る KOZO ~幸せの菓子研究所~

会社沿革